【松原市 堺市】お葬式の豆知識「お焼香の作法」
2020/08/05
お葬式の豆知識「お焼香の作法」
お焼香の作法で皆さん1番気になられるのが
焼香回数だと思いますので、
まず焼香回数
と
額(ひたい)に抹香をおしいだてる(おでこまで抹香を持ってくる)
のか、
額に抹香をおしいだてない(おでこまで持っていかず、そのまま横に抹香をくべる)
を宗派別に紹介します。
浄土真宗本願寺派(西)
・焼香回数 1回
・おしいだてない
真宗大谷派(東)
・焼香回数 2回
・おしいだてない
浄土宗
・焼香回数 決まりはないが、1もしくは3回が多い
・おしいだてる
真言宗
・焼香回数 3回
・おしいだてる
日蓮宗
・焼香回数 決まりはないが、3回が多い
・おしいだてる
禅宗(曹洞宗・臨済宗)
・焼香回数 2回
・1回目 おしいだてる
2回目 おしいだてない
ざっくりこんな感じです。
葬儀の際ですが、
故人さまの宗派の焼香回数でもよいですし、自身の宗派の焼香回数でもよいです。
ただ、いざお焼香となった時
作法の順番や回数がわからなくなったり
どうしたらいいの?
と焼香回数どころでは無くなる方も
多くいらっしゃいますので、
個人的にはお気持ち込めて1回焼香でもいいんじゃないかなと思います。
僕自身、お葬式を担当していて
焼香をされているのをよく後ろから見てます。
そして、参列の皆さんもお焼香の際は
焼香されている方のことよく見てます。
多分、参列の皆さんはどんな風にするのか!
を観察してるんだと思いますが。 後ろから見ていて思うことは、
作法がしっかりしているよりも
所作(立ち振る舞い・姿勢・身だしなみ)
をしっかりされていらっしゃる方の方が
好印象に見受けられます。
姿勢が悪かったり、キョロキョロされるはあまり印象も良くないので所作を意識して下さい。
所作がしっかりしていると作法も正解に見えてきます。
では、作法の順番を所作も含めてご案内します。
1.焼香台の一歩手前でご遺影写真に一礼もしくは、合掌。
遺影写真に一礼する前によくはじめに親族や一般参列の方に礼をすることが多いと思いますが、しなくても良いと思います。あるお寺さまがおっしゃられていました「誰のお葬式に来てるの?故人さまに挨拶する前に、故人さまにお尻を向けるのは失礼ですよね。」とおっしゃる通りかと思います。ですので、個人的には故人さまの前の親族や一般参列の方には、初めの礼は不要かなと思います。
その際の姿勢は背筋を伸ばして、故人さまに向き合ってください。礼は、首だけぺこって下げるのではなく、背筋伸ばし腰からしっかり曲げて礼をされた方が印象は全然違います。
2.お焼香
左手に数珠を持ち、右手の親指・人差し指・中指で抹香を摘みます。
回数と額におしいだてるかどうかは、上記の宗派でご確認下さい。
故人さまに対して、お気持ち込めてお焼香頂けたらと思います。
この際も姿勢の意識を忘れず。 3.焼香後に、手を合わせ合掌
どうか安らかにとお祈り頂けたらと思います。
合掌の際、猫背になりがちになりますので背筋は意識頂けたらと思います。
4.一歩下がり、ご遺影写真に一礼
5.後ろに振り向き正面に向かい一礼
よく親族と一般参列の方、両方に向かって2礼されることが多いかと思いますが、個人的には、故人さまに会いに来てるので参列の方には、正面一礼で十分かと思います。
以上が作法と所作になります。
お焼香の際だけは、案外皆さん焼香されてる方のことをよく見ていますので、所作(立ち振る舞い・姿勢・身だしなみ)をちゃんとされていると老若男女問わず、すごくしっかりしている印象になりますので、作法より所作を意識頂けたらと思います。
ご要望に合わせた安心【セットプラン】
お葬式に必要な基本セットはもちろん
生花祭壇(火葬式プラン除く)
会館使用料・ご安置室料・出棺用花束
までも各セットプランに含まれています
不明瞭なサービス料などのご請求は致しません